[日記]映画【祝の島(ほうりのしま)】

ベルブ永山に映画を見に行きました。
祝島は、山口県上関町に属する瀬戸内海の島。4km離れた長島に建設予定の上関原発の反対運動を29年間続けています。「祝の島」は島の日常生活と、気負う事無くしかし毅然とした反対運動を映したドキュメンタリー映画です。日常生活となった反対運動と[29年間反対しても中止にならない原発建設]と[過疎化と高齢化の町に原発以外の道は何があるか]という賛成派と反対派とに二分されてしまった町の人の心痛を思うと胸がつまりました。

毎週月曜日の7時〜7時30分は、原発反対デモの時間。2011年6月22日で1100回目。笑いながらおしゃべりしながらデモをする女性たちの明るさや強さに何だかほっとした気持ちです。
でも映画を見るまで、この島の事も反対運動の事も知らなかった。
映画監督は、纐纈あや(ハナブサアヤ)さん。



2011.3.11を過ぎて、

・東電福島第一原発事故を受けて知事、上関町長が工事(水面埋立て)の中断を求め、3月以降、作業は中断。
山口県知事『国の原子力政策や原発の具体的な安全対策、土地利用計画も不透明であり新たな手続きに入ることはできない。』公有水面埋立て法に基づく免許は、来年10月で失効する。
・上関周辺の5市3町議会での原発計画の「凍結」や「中止」を求める意見書採択。