[建築]こどものことを考える

フォーラム「こどものことを考える」が、11/12に中瀬幼稚園で行われました。
自分では選択できない小さな人たちの環境、居場所、経験、幼児期とはどのような時期なのか?などを保育者、保護者、教育者、環境デザイナー、子どもの事を考えたい大人が集まってパネルディスカッションと交流会を行いました。
目にやわらかな草むら、武蔵野の自然、必要な無駄のある空間、その園庭は大きな木や小山、どろんこになる土、数珠玉やオシロイバナオナモミ(ひっつきむし)、シュロ、葡萄だながあって1960〜1970年代の東京の風景です。幼稚園には平たい運動場が必要(法規)と、何となく思っていたので驚きました。

こどもたちに“満ち足りる”経験を。“満ち足りる”たっぷりある時間は自分のまわりにある世界を自分の想念でかえる事が出来る、という事を身体でわかる。
「紡ぎ出す」「ゆだねる」「支え合う」至る所に依存できるところがある事が自立しているということだとわかる。
自由な遊び、図工、音楽の活動は、自分の中に基準となるものを持つということで、それが「自分で考え、自分で判断する人をつくる」