[日記]日本の観光黎明期 山へ!海へ!鉄道で

鉄道歴史展示室を知っていますか。「汽笛一声、新橋を〜」で有名な、新橋停車場を復元した建物が展示室になっています。小さいホールですが入場料無料で、時々面白い展示をしています。
1930年に鉄道省に観光局を設置し1937頃まで国際観光に邁進したが、この時期の観光政策への取り組みは、戦後の1958〜63年、2003年〜現在の時期をもしのぐと言われているそうです。

1929(昭和4)年 キャムピングの季節が参りました 
1935(昭和10)年 羽田穴守海の家 近くてきれい・いつでも泳げる 
海水浴は、明治中期まで「ウミミズヨク」と呼ばれて療法「潮湯治」であり、海水浴啓蒙書を書いて「潮湯治」の普及に努めたのが後藤新平とか。

身近な場所が80年前の観光地であったことや、キャンプ、スキー、海水浴のポスターを見ながら今も変わらず観光地であるところや羽田穴守は国際観光への玄関口羽田飛行場になってしまったとか、なかなか面白かったです。