190221“夢のジオグラフィー”展

ギャラリー間で開催中のRCRアーキテクツ(ラファエル・アランダ、カルメ・ピジェム、ラモン・ヴィラルタ)の“夢のジオグラフィー”展。建築と人を育てていくこれからのプロジェクト:La Vila Geography of Dreamsをメインにした展覧会です。

代表作は映像と小さな模型があるだけで、La Vilaの敷地ドローイング、パヴィリオン部分、吉野の和紙に書かれた水彩画。
スペイン語がわからないので映像を見て感じることしかできなかったけれど、撮られた映像が彼らの感性だとしたら、吉野の山を見た自然感や紙すきを見て感じ る感性は通じるものがある。東京や日本の建築を見てはウンザリする事が多いので、展覧会であっても心が洗われる思いがした。

だけど、La Vilaの敷地について生息する鳥、獣、樹木等、生態系の調査、既存建物の実測や家具調度の調査なども行っており、その詳細は本を買って初めてわかった。この調査も展示して欲しかったです。

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